皆さま、ドモドモ。ナミダメです。
前回の続きとなります。よかったら前回の記事を見ていただけると幸いです。
私の息子は3歳から学習教室に通っています。
その学習教室のお友達のお父さんが昨年末亡くなりました。定かではないですが私と同い年ぐらいだと思います。
やはりこの先何があるか分かりません…。
前回では今支払っているものを、自分が死んでも支払わなければいけないもの、支払いの義務がなくなるもの、支払ってはいけないものに分けて洗い出しを行い、かつ借金があった場合も明確にしておきましょうとオススメしました。
残された家族のことを想うのであれば、めんどくさがらずに頑張ってみましょう!
死んだ時にかかるお金とは?
今回は死んだ時にかかるお金について綴っていきたいと思います。
自分(が死んだ時)のためにかかる費用は下記が該当するのではないでしょうか。
- 葬儀代
- お墓代
死に方によっては上記以外にも出ていくものがあります。
例えば交通事故で他人を巻き込んでしまった場合、その治療費、(就業不能になった際の)生活費、慰謝料などが。自殺した場合は第三者に損害を与えてしまった場合の損害賠償などがあります。
葬儀代は200万円?
葬儀費用の全国平均は約200万円弱だそうです。
これはあくまでも平均でそれより安く済ませることも高くすることも可能です。
残された家族はあなたが亡くなった場合冷静さを失う場合が多いと思います。
その冷静さを失ったことを理由に付け込んでくる輩がいることを肝に銘じておかなくてはいけません。そうならないためにも今からでも準備しておきましょう。
特定の宗教を信仰されている方はここでは触れません(触れられません)が、そうでなければ残された家族のために(自分のために)葬儀をあげてほしいのか、葬儀をあげない(直葬)で家族の経済的負担を減らしたいのかを決めておいてあげると良いでしょう。
それをエンディングノートに書いておけば、どちらを選択したにせよ、残された家族の精神的負担はぐっと減らせると思います。
残したお金に見合わない選択をした場合は死後に家族から恨まれる可能性は高いです…。
葬儀をあげてほしいなら生前見積を取ってみる
最後くらい皆で見送ってほしいと葬儀を希望するなら生前見積を取ることをオススメします。
そうすることで自身がどんな感じで見送ってほしいのか、それをすることでどれだけの費用がかかるのかが分かってきます。
それをもとにエンディングノートに「こんな感じで葬儀をしてほしい」と書いおておき、その生前見積も添えれば、残された家族も葬儀屋に「本人の希望なので…」と変なオプションを追加されそうになっても拒否することが容易になります。
直葬ならぐっと費用が抑えられる
この記事を読んでいる方の中には「葬式なんてあげてもらわなくてもいい」と思っている人もいるかと思います。
そうなると法的に最低限なことをすればいいだけになります。それは火葬するか土葬するかの二択です。
法的に土葬は可能なのですが、自治体の条例で土葬を禁止しているところがほとんどです。
また土葬を許されても、土葬できる場所(墓地)がないのが現状です。
ということで火葬だけ済ますことで葬儀費を浮かすことができます。
直葬(火葬)だけなら費用は20万円以下に抑えられるようです。
直葬をしてくれる葬儀屋も調べると結構あります。最低限のことでよいとお思いならそれをオススメします。
以上のことを調べ、残された家族のためにエンディングノートに自分がしてほしいことを書いて残してあげましょう。
その希望を叶えるか叶えないかは残された家族の自由にさせてあげましょう。
医者の紹介する葬儀屋にはかかわるな!
医者(病院)が勧めてくる葬儀屋にかかわるとろくなことがないです。
紹介した医者(病院)に葬儀屋から紹介料が支払われる仕組みになっていて、葬儀屋はその紹介料を葬儀代に上乗せして遺族に請求してきます。
エンディングノートにまとめる前に、そういう話を日頃家族にしておくだけでも良いのではないでしょうか。
お墓に入りたい?
供養の仕方についてはこ関してはかなり難しい選択になりそうですね。
ここでは入る予定のお墓を事前に用意していないという方向けに話を進めたいと思います。
お墓にかかる費用は全国平均で200万円強だそうです。
私個人としては、自分が死んだことで200万円の出費を家族にさせたくないですねぇ。
火葬または土葬は法律で義務付けられていますが、納骨に関しては法的義務はありません。
私自身無宗教のため縛りもありません。そのためお墓も私のためにわざわざ用意する必要ないと思っています。
自分のためにお墓を用意したいなら、この場合エンディングノートに残しておくというよりは、生前に家族と話し合って、先に用意しておいた方が良いのかなぁって感じですかね。
葬儀に関する補助
死後にもらえるお金については後日まとめたいと思っていますが、この記事では葬儀に限って申請すればもらえるお金についてお伝えします。
健康保険または協会けんぽの被保険者が業務外で亡くなった場合、亡くなった被保険者により生計を維持され、埋葬を行う者に「埋葬料」として5万円が支給されます。
ここでは業務外とありますが、業務中の場合は労災保険からの支給されます。
「生計を維持され」というのは主に同居していて(別居でも仕送りされていれば可)、収入が一定未満を指します。
とはいっても、共働きの場合その「埋葬料」はどうなるのか気になりませんか?
その場合収入が一定以上あっても、被保険者に生計の一部でも依存していた(給料をもらっていたなど)事実があれば申請できるみたいです。
国民健康保険の場合、被保険者が亡くなった時その葬祭を行った者(たいがい喪主)に、申請により葬祭費として5万円が支給されることになっています。
制度や支給される名目が違えど、申請すれば一律5万円は受け取れることになっています。
まとめ
うちの兄の場合もそうでしたけど、葬儀をする場合「何をしたら喜んでくれるか?」と両親は考えてしまったそうです。
その答えは死んだ兄貴にしか出せません…。
通るか分かりませんが、要望があるならエンディングノートで残しておきましょう。
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